古物商許可証を申請しました。
書類集め/作成に大変苦慮をいたしました。今後申請をする方のカテになれば幸甚に存じます。面倒とは言え、自身で申請できる程度でした。

同日に申請した個人事業の開業届は2種類の書類(開業届出書、青色申告承認申請書)のみで済みましたが、古物商の申請は少々根気が必要となります。

まず、最寄りの警察署の生活安全課(地域によって名前は不一致)にて古物商のルールの書いてある冊子を入手しました。提出もこちらになります。

必要な書類

それぞれ正副(原本とそのコピー)が必要です。(地域により違う場合も有りますので確認が必要となります)

・古物商/古物市場主 許可申請書

http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/tetsuzuki/kobutsu/kobutsu/kyoka.html
記載例までしっかり載っている。自宅所在地などは住民票などに記載されている通りに書き込む。
(例;○○町1-1-1 では不可 → ○○町1丁目1番地1)
また、申請日は元号で記載のこと。Webページにて販売を行う場合は3ページ目にURLを記入。とても記載しにくいが、カタカナでフリガナをふった。(例:エッチ ティー ティー ピー・・・)

・登記されていないことの証明書

法務局にて申請、発行。出向けば即日(ほぼその場)で発行できる。認印を念のためお持ちください。郵送でも申請が可能。出張所では発行できず、「地方法務局」まで出向く必要あり。数百円分の発行手数料を印紙にて購入。
弊社の近隣にある法務局派出所で大丈夫かと出向いたところ、派出所では取り扱えないとのことでした。

・住民票

本人の記載のみでOK。必ず「本籍地記載」のもの。

・誓約書

個人で行う場合でも(法人ではなく)管理者用の誓約書も必要

Web上では各公安委員会向けにしか用意がなかったので各都道府県向けにPDFを作成したので利用してください。
注意;一番下の「   公安委員会殿」のスペースの部分にご自身の提出する先の名前を記載のこと。

古物商個人営業者用誓約書

古物商管理者用誓約書

古物商法人役員用誓約書

・略歴書

『最近5年間のもの』とあるが、5年以上の記載が必要で、提出の際に追加記載した。自分の場合書くことがなかったので、仕方なく『20○○年 ○○大学入学』と書き加えた。

誓約書と同じく各公安委員会向けにしか用意がありませんでしたので、以下のPDFを利用してください。
注意;一番下の「   公安委員会殿」のスペースにご自身の提出する先の名前を記載のこと。

古物商 略歴書

・身分証明書

本籍地の市町村にて発行。我が本籍地は遠いので郵送にて申請した。その際、郵送請求書、郵便局で定額小為替、返信用封筒、請求者の本人確認書類のコピーが必要になった。各市町村で方法は若干変わるものと思われるので、『○○市 身分証明書 交付』などで検索をしてください。

・ドメインに関する証明

ネットでの販売を考えている方は必要。自分の場合、『ドメイン取得完了のご連絡』というメールとwhois情報をプリントし、提出した。
whois情報はhttps://www.onamae.com/domain/whois/ にて検索した。おそらく他のサイトでも使えるはず。

 

これらの書類を持ち、生活安全課の窓口にてチェックをしてもらいます。不明な点も多く記入していったので、付箋をいっぱい付けられました。けれど、親切に担当の警察官が教えてくれます。訂正も二重線で済みます。
申請費用の19,000円の印紙を購入します。印紙方式ですので、渡された書類に貼り付けます。

3月1日に提出をして、3月末に許可が出たという電話があった。それ以降営業が可能。4月20日に『古物商許可証』を提出先の警察署に出向きもらってきました。基本は申請日から40日前後とのこと。